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2008年7月 7日

時間がきたよ

1時前にちゃこのお葬式から帰って来ました。
夜10時に予約を入れて家を9時過ぎに出発しました。
車はいつもの定位置、助手席にkakaの膝の上で寝ていました。
前足はいつもよくしていた手を組んで 片手はあごの下へ
後ろ足はkakaが添え易いように両足が柔らかく曲がっていました。
みんなビックリです。
行く前から少し前足は柔らかくなっていて
後ろ足は浮腫んでいたし、真っ直ぐのままだったのに・・・・・
ちゃこはホント人思いな子やなぁ
っとみんなで話してました。
totoの目はもうすでにウルルン状態。
阪奈の降り口付近の所なので阪奈の頂上までドライブしてから
行きました。

以前、友のわんちゃんランディ君がお葬式した場所
システムを覚えているkakaなので
到着をして車のドアを開けたら ちゃこの身体を預けないといけないよ
っとtotoに言ってました。

到着後、totoが助手席ドアを開けてくれて
最後に抱っこをしたいだろうなぁっとkakaは思ったので
totoの手からちゃこを渡してっと totoにちゃこを預けると
葬儀の方がラン君と同じようにすぐに迎えに来られて
『準備致しますので お体をお預かりいたします。』と両腕を出されると
totoが『いえ、連れて行きますから大丈夫です』っとガンとして
ちゃこを渡さなかった。

エーー((((◎◎)))))

kakaはビックリした。

普段のtotoならハイ、分かりましたと渡す人なのに
決まりと言われたとしても絶対渡さない(`へ´)
その場所まで自分が抱っこして連れて行きますという態度(◎◎)
葬儀の方もちょっとビックリした顔をされてた(^m^)
そしてすぐに『では コチラへ・・・・・』っと誘導されてました。

キーを持ってきてなかったkakaは慌ててtotoを追いかけて
車のキーを貰いに行くと
またまた葬儀の方が慌てて準備をし直してました。
電話の時に棺の事は何も聞かれなかったんだけど
kakaは普通に白木棺と思っていたら
目に入ったのがダンボーーーール(((((☆皿☆||||)))))
すぐに変えますので暫くお待ち願いますか
っとkakaにも言って下さった。

totoがダンボールでするつもりじゃなかったやろ?
すぐに白木に変えて貰ったからな!!っと言ってた。

勿論です!!
ちゃこがかわいそすぎます。

そして綺麗なお布団が入った白木の棺にちゃこを寝かしてもらい
お供え花とオヤツ(^^) 虹の橋にみんなに渡す花束
皆様から頂いたお花を少しずつ頂いて ちゃこが持てるサイズに
kakaが作って ちゃこにみんなに渡してねぇとちゃこにお願いしました。
そして後、ボールっと思ったのですが・・・・
ボールはダメと言われ(;;)トホホ

もうその時もtotoはボロボロ
お経をあげて貰ってる時もボロボロ
最後のお別れをする時もボロボロ
火葬場へ入った時もボロボロ
こんなtotoを見るのは初めてだなぁ
totoは父親譲りの頑固者
なので人前で弱音を吐く事もしないし、涙も見せない人
totoの涙を見るのは両親を亡くした時だけだろうなぁ
っと思っていたのですが
こんなにボロボロになるtotoは最初で最後かもしれないかも・・・・
っとkakaは思った。

では点火致しますとおっしゃった時にはtotoはずっと手を合わし
目をつぶっていました。
きっとちゃこー、ちゃこーっと叫んでいたんだろう
もうtotoの全てはボロボロ。。。。。
kakaは目に焼き付けておかないと気がすまない人なので
全てを目に写しておきたいと 合掌以外はずっと目を閉じる事はなかった。
そう言いながらもkaka自身、点火されるのを見てられなくなるんじゃないかと
思ったのだが、冷静に見つめていたkaka
そんな自分に『自分は冷たい人間なんだなー、ちゃこは火が嫌いなのに
冷静に目てるよ』っと思ってた。
しかし『ボッ!!』っという音と同時に大きな火が見えた瞬間
足の先から頭へと何かが一瞬に通り抜けた感じがして
ビクッーーーーーー!!っと身体が動いた。

ちゃこを見送った後
待合室へ行こうとしたら七福神様が並んでた。
ラン君の時にはあったのかなぁ???っと全く覚えてなかった
3人でよく家の近所の七福神の神様にお参り行ってたので
とっても嬉しくってみんなで七福神様を ちゃこを宜しくお願いしますと
お参りしました。

そして待合室でちゃこを待っていると
窓の向こうに にゃんこがこっちを向きながら ゆっくりと通って行きました。
『ちゃこが どうしていいか分からないから 大丈夫わたしが
ちゃーちゃんを誘導しにきてくれたのかなぁ
そして待っている家族にも安心して下さいって言いにきてくれたのかなぁ』
っと話してました。
暫くすると小さな虫がテーブルの上をテクテク歩いてました。
何の虫かは分からないけど 羽があるのに飛ばす
アッチヘテクテク、こっちへテクテク道に迷ったような歩き方を
ずーーーーっとしていたので『何だかちゃこみたいな子だなぁ』
っと言ってると、totoが『ちゃこやねん』

えーーーーー((((☆皿☆|||))))ーーーーー?

ちゃこ虫になったんーーー?

totoが今は仮の姿を借りてるねん!!

kaka:・・・・・小さすぎるなぁ(uu)
じゃないとつぶされてしまうぞな(^^)

toto: 仮やから小さいねん!!

kaka:そーだねぇ(^^;)

ちゃこを待っている間、色々話して待っていました。
でもkakaはお骨を見たくないなー
ラン君の時、お骨を見て現実を叩きつけられた様な感じがし
すごく悲しかったし
その時は ちゃこはと想像つかない、あり得ないっと思っていたからなぁ
totoはkakaより更にショックを受けボロボロになるんだろうなぁ
って既にボロボロだけど(笑)

そんなこんなで骨壷の大きさは一番大きな
大型のわんちゃんが入る大きさにして貰った
ラン君の時は綺麗な形で居てくれて、骨も太くしっかりしていた。
全てを連れて帰りたかったんだけど
そのサイズがなくて その時一番大きな骨壷の大きさに
して貰ったんだけど、入りきれなかったので
ちゃこはこんなに大きいからみんな連れて帰れるねぇ(^^)っと
喜んでいたのですが・・・・・・・

いざお骨拾いへ行くと

((((◎皿◎|||((((◎皿◎|||((((◎皿◎|||((((◎皿◎|||))))ナイーーーー!!


一瞬、頭しか見えなくて 頭も完全には無かった((TT))
ちゃこの姿を見えたと同時にみんなの足が同時に止まった。
葬儀の方も止まった。
ビックリされてた。
悲しいという気持ち等 チッポケに思えた。
ふかーーーーーーーい穴に落ちた気持ちになった。
目の前が真っ暗になった。
頭しかないのに こんな大きな骨壷じゃぁ ちゃこ可哀想かもぉ
小さいのに変えて貰った方がと悩みながら ちゃこの側へ行くと
何とか小さな骨がパラパラと残っていた。

始めに葬儀の方が喉仏だけを探しよけてくれた。
それもおそる、おそる。
少しでも圧が掛かれば崩れてしまうからだ。

もうそれを見たみんなは悲しんでいる場合じゃなかった。
早くお家へ連れて帰ってあげよう。
丁寧にお箸でなんて言ってられない
だって箸先が当たるとバラバラバラ・・・・・・っと、崩れていくからだ。
何とか骨を掴むとパキッと縦に半分に割れたり
その中は茶色くスカスカ

(((TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT)))

こんなになるまで頑張ってくれてたんだぁ。
最後の日まで歩いたもんねぇ。
ご飯も全く食べられてなかったからねぇ。
よく骨を折らなかったねぇ。
ホント親思いの優しい子だねぇ。。。。。
っと声を掛けてあげながら 目はみな真剣にちゃこのお骨拾い
形になっている物は全てチェックした。
何とか数本ちゃこの肋骨、背骨があった。
足は分からなかった。
しっぽかなぁっというのはあった。
網の下に落ちて石の台に落ちている ちゃこの骨も
箸でそぉっとかき集めて拾った。
もうザルみたいなのは無いんですかねぇ?
っと声に出てしまいそうだった。
小さく、小さくなっても骨全ては連れて帰るからね。
家族の会話を聞いていた葬儀の方が
『重い病気をされてたんですねぇ』っとおっしゃった。
期間は?と尋ねられて ちょうど2年ですかねぇっと答えると
ビックリされていた。
その顔を見てkakaは ちゃこは凄く、凄く、頑張ってくれてたんだぁ
ホント親思いの子だーーーー!!っと思った。

そして何とかお骨拾いも終わり
キーホルダーを作って貰った。
そしてババのキーホルダーを落とされた((((☆皿☆))))
骨がバラバラになっちゃうじゃないのーーーー!!
気を付けて下さいよねぇ(`へ´)っと思った。

まぁ何とか終わり、ちゃこkakaの腕の中で抱かれ
家族みんなで帰ってきました。
今日はババの部屋でみんな一緒に寝ようねぇ
ちゃこお疲れ様でしたねぇ。
リビングへ行き、ババの部屋へ戻ると一番に目がいったのが
さっきまでクールボードに寝ていた場所でした。
でもそこには もうちゃこの体は無かった。
あぁ、間違えちゃったよ(^^;)
こっちだったねぇ(^-^)
ちゃこホント小さくなったねぇ。
でも今は一緒にお家に居るから大丈夫だよ。
お疲れ様でした。
ホント、ホント、ありがとうねぇ。

投稿者 cubes : 2008年7月 7日 03:03